しすたの CHILL TIME

お世話になっています。歌を歌っています。

週2回以上のサウナがメンタルによい理由

 こんにちは。皆さんはサウナに行ったことはあるだろうか? しすたは週に2回以上のサウナをオススメしていて、実際に自分でも行っている。

 

“サウナ”とは

 そもそも“サウナ”とは何か。最近ブームになっているとはいえ、なんとなく知っているけど詳しく知らない方も少なくないかも…。まずは、この“サウナとは何なのか”についてお話しする。

 “サウナ”とは、“サ室”→“水風呂”→“外気浴”、このルーティンのことである。この3つをこの順番で連続して行う、これが“サウナ1セット”。

 数セットほど行う方が多いようだが、ご自身のペースに合わせて行うとよいだろう。セット間に入浴などを挟むことは可能だが、“サウナ”の3ステップは連続で行う必要がある。

 

サウナの前に

 サウナの前に、いくつかやることがある。

1.身体を清める


 まず、カランで身体を清める。サウナ前のマナーである。

2.湯通し

 身体を清めたあと、軽く湯船に入り、身体を慣らす。発汗も良くなる。

 

水分補給

 サウナは非常に汗をかくので必ずセット間に水分補給を行う

 

サウナの手順

 では、実際にサウナの手順を見てみよう。

1.サ室

 “サ室”とはつまり“サウナ室”の略である。“木の宝石”とよばれる“ケロ材”を筆頭に、木材やレンガなど様々な素材できた多少の保温性を持つ部屋で、サウナストーブと呼ばれるヒーターを配置し室温を40〜120℃前後に保った設備である。座席が階段式になっているサ室が多く、上段ほど高温になる。体調や気分にあわせて座る場所を選択する。設備によっては“サウナマット”というマットをサ室前などに配置している場合があるので、座席に引くようにする。マイサウナマットが市販されているので、持参することも可能。

 身体の水分をよく拭き取ってから、ここに10分前後留まることで体温を上げ、心拍数をおおよそ平常時×2まで上昇させる。汗は都度タオルで拭き取る。瞑想を意識し己の呼吸に目を向ける。これにより、身体が“危機的状況に身を置いている”と判断する。

 可能であれば、高い位置にある頭部が身体より先に温まらないよう、“サウナハット”という帽子があるとベストである。

熱気で呼吸が苦しければ“サウナマスク”というマスクを装備しよう。

2.水風呂

 左室を出たあとは水風呂に向かう。これは言葉通り、“浴槽の中が低温の水である”状態、チラーという冷却器で4〜18℃前後の水温をに設定されている。

 汗を流すかつ身体の負荷を減らすため、かけ湯をし、息を吐きながら浸かる。サ室を出たあと汗を流さないまま水風呂に入る行為は“掛けず小僧”とよばれ非常に迷惑行為となる。また、頭まで水風呂に潜る行為は基本禁止だが、施設によっては可としている場合もあるので確認しよう。首と頭部をよく冷やすことでより体全体が冷える。しすたの場合は、心拍数100以下を目安に水風呂を出る。2分以上は入らないようにしよう。これにより、サ室と真逆の環境で、身体が“危機的状況に身を置いている”と判断する。

 また、“水通し”といいサウナの前や、気温の高い日に浴室を出る前に発汗防止に水風呂をくぐるというものがある。

3.外気浴で“ととのう”

 水風呂を出たら、すぐ外気浴に向かう。“ととのいイス”と呼ばれる椅子や、施設によってはデッキチェアなどを配置している。冬季や雨天時は室内の椅子で休憩するなど工夫する。アイマスクやタオルで目元を覆うと集中できる。

 これにより“サ室と水風呂で生命の危機に晒されていたのが、そこを脱し安全な環境になった”と身体が判断し、“究極のリラックス状態”になる。これを属に“ととのう”なんていうが、実際は“眠りに落ちる直前の浮遊感”、“クラクラする感覚”、“パズルの最後のピースがカチッとハマる感じ”など、どちらかというと“キマる”ような強烈な快感を感じられる。

“ととのいのゴールデンタイム”は水風呂を出たあと僅か。なのですぐ身体の水分を拭き取り外気浴をする。

 

心拍数をしっかり管理しよう


 サ室で心拍数をしっかりと上げて、水風呂でしっかり下げる。これができていないと外気浴でととのえない。サ室や水風呂の温度は施設や日によって異なるし、その日の自分のコンディションもあるので、できれば心拍計などを装備するといい。ただ、“サウナ専用”のデバイスは販売されていないので、サ室での使用による故障はメーカーサポート対象外となる。なので“最悪故障してもいいや”くらいの安価なものを使うのがオススメだ。間違ってもドヤ顔のApple Watchのチタニウムモデルとかを持ち込まないようにしよう。

 

サウナのマナー

みんなが気持ちよく利用できるよう配慮しよう。

ドラクエ集団

 サウナ施設はリラックスする場所だ。多くの人が癒やしを求めて訪れる。単独行動を心がけ、特にサ室などの密閉空間や外気浴スペースでのおしゃべりはやめよう。時間を共有したいのであれば居酒屋に行こう。野太い声で内容のない会話を聞かされる身にもなってみよう。

掛けず小僧

 水風呂や浴槽に汗を流さずに入るのはやめよう。おじさんの出汁は勘弁。

 

週2回以上のサウナがメンタルによい理由

 さて、本題。何故週2回以上のサウナがメンタルにいいのか…。結論それは強制マインドフルネスができるからである。しすたは以前、精神を患い、以降健康ヲタクに拍車がかかったのだが、それ以前もよく銭湯に行っていた。途中からサウナにも行っていた。しかし、週に1度のサウナでは足りなかった…。

 メンタルがおちる原因の一つは、常に脳内で思考を働かせていること。サウナでは高温と低温で身体が危機を感じ、強制的にマインドフルネス状態に持っていけ、しかもキマることができる。これにより強制的にマイナス思考をストップし、ととのうことでリラックスと快感によるプラス思考が増える。

 いま、少しずつ動けるようになったとはいえ不安定な毎日。4日に1度以上の頻度でサウナを行い“思考を強制停止する時間”を設けることで思考がリセットされる。

 しすたは週に2〜3日程OFFが取れる事が多いので、できる限りサウナに行くようにしている。ゆっくりサウナで心身をリペアする日もあるし、少しだけ入ってメンテする日もある。

 皆さんもメンタルが落ちたときは是非、週2回以上のサウナを取り入れてほしい。