しすたの CHILL TIME

お世話になっています。歌を歌っています。

僕ならRaphaをこう買います。

賛否両論のRapha

今回は自転車のアパレルのお話。英ロンドン初のサイクルアパレルブランド〝Rapha(ラファ)〟。周りの評価を聞いてみると、熱狂的なファンや〝昔は良かったけど最近クオリティが落ちた〟勢など、賛否が両極端な印象。

 

それでも買ってみたい

ただ、デザインがええやないですか。このクラシックなデザインに洒落っ気を交えたテクスチャはとても惹かれるものがある。

 

しかし、Raphaはお値段もなかなか。5万円代のウェアも珍しくない。そこで有識者に相談したところ一つ回避手段がある。

Rapha購入の最適解

Raphaは海外発送の日本公式オンラインサイトがあり、そこにアウトレット品が出品されているのだ。Raphaは東京大阪に実店舗を構えるが、ECにのみアウトレットの用意がある。型落ちの掘り出し物が結構あるので、ウェアなどの大物はここからのみ購入してあとは他の小物をセットで探してみる、というスタイルが最適解である。

 

僕だったらこれを買う

今回は評価がわかれるベースレイヤーなどは選ばず、ジャケットや小物を購入した。決済から数日後に韓国から発送、1週間程で手元へ。

ラファはいつもこの紙袋に入って届く。ウェアはナイロン製のジップロック的なものに入って届く。ウェアのサイズ感はカステリに近いイメージ。あくまでもイメージ。

 

メンズ クラシック ウィンター ジャージ

カラー: Blue

 

定価¥30,500

→アウトレット価格¥16,700

¥13,800 割引

 

“クラシック ウィンター ジャージは、保温性、防風性能、通気性のバランスがとれた快適なジャージです。氷点下に達する厳寒期を想定し、暖かくやわらかい厚手のメリノ混紡生地を採用、さらに胸部に防風生地を仕込みました。脇の下のジップ付き通気スリットで温度調節ができ、後身頃には汗の発散に効果的なメッシュが入っています。

背中の中央に入った反射素材製のロゴが、夜などでも被視認性を高めてくれます。3つのリアポケットと水平に開いたバラストポケットが、ジャケットや補給食、スペアチューブなど冬のライドに必要なものをしっかり収納。また目立たないジップ付きポケットも貴重品を運ぶのに役立ちます。”

 

この子が今回Raphaを買おうと思ったきっかけ。¥13,800 ゲット。はいキター。まぁ定価3万円のアウターって高級品だよな。今回の価格でちょい高いブランド品という感じ。ただしっかり厚手で汗の吸収もよさそう。前側の着丈はすごい短いんだけど、前傾姿勢がとれるように後ろ側はある程度しっかり確保されているようだ。IKEAの木製ハンガーに掛けて大切にしよう。一張羅になる。デザインもかわいいし自分のバイクに合うほど良い主張感。

 

せっかくなので他のものも買ってみた。さて、アウトレット価格になっているものでよさげなものはあるかな。

 

プロチーム ソックス - エクストラ ロング

カラー: Mushroom / Fluroescent Green

 

定価¥3,300

→アウトレット価格¥1,600

¥1,700 割引

 

コレはいい!!色がいい!!シルバー系の色っていいよな。黒やネイビーとは一味違うミニマルな感じ。つま先のアクセントカラーもよい。これが安くなっているなんて。¥1,700回収。

 

よく見るとしっかりイタリア製で最高かよ。質もいいんじゃないか?それともイタリア製だから質に賛否あるのか?

 


FESTIVE 500 ASS SAVER

カラー:White/Multicolour

 

定価¥??

→アウトレット¥1,790

 

これは滑り込みだった。もともといくらだったか。Raphaの簡易フェンダー。

 

ロードのサドルに差し込んで、突然の雨を少しでも快適に。

 

ラファ キャップ II

カラー: Lilac/Wine

定価¥4,200

→アウトレット価格¥2,090

¥2,110 割引

 

半額以下?!クラシックなサイクルキャップが欲しかったんだよね。

 

定価購入品

ここまでがアウトレット品。¥17,610回収。ちょっとした小物も探してみた。

 

ロゴ ミュゼット

カラー: Navy/Pink

 

¥2,300

 

コレは自転車店でもよく持ってる人がいるブランドアイコン的サコッシュ。欲しかったんだ。

 

エクスプロア ビドン - スモール

カラー: Navy

 

¥2,700

 

“走る距離に関係なく、水分補給はライドの重要な一部です。特に見知らぬ土地を走る冒険ライドでは走りの要を担います。スタイリッシュで機能性抜群のラファ ブルベ ビドンの形状とノズル、ブルベらしいデザインが新型にアップデート。水に味や臭いがつきにくく、ビスフェノールA不使用の100%リサイクル可能なプラスチック素材をメインボディに使用。開閉が容易で水漏れ知らずのキャップと握りやすいボディは食洗機に対応しています。”

 

やっぱりボトルは小物として欲しくなるよね。ネイビーにピンクのイメージ。ボトルはELITE社のFLY TEXボトルと決めているので飾ろうかな。それだけ所有欲を満たせるアイテム。

 

総額

送料は無料で¥27,180分のお買い物。¥17,610回収。他のブランドに関しても、極力サイクルウェアはアウトレット品を狙っていこうということで生活の知恵にどうぞ。

ロードバイクを組んだおはなし

ロードバイクをいじるのが好きなのだが、今回新しいパーツをアッセンブルした。イタリアンブランドで組んだので選んだパーツを見ていこう。

フレーム

DE ROSA “SK Pininfarina”Blue Gold Glossy

DE ROSAはイタリアの名門ブランド。18歳で独立したカリスマ的ブランドだ。ロードレースのメカニックとして選手の声をききながらフレームビルダーとして圧倒的レース志向な印象のブランドである。SKはDE ROSAのはじめてのエアロロード。フェラーリをデザインしたPininfarinaとデザインしたフレームはまさにスーパーカー。DE ROSAは家族経営でブランドの伝統を受け継ぎながら、PininfarinaやCampagnolo、selleITALIAなど地元の企業との関係が深いのも特徴である。

 

2015年までラインナップされていた『SUPER KING』の後継機にあたり15%の軽量化、10%剛性UPを果たした。フレーム素材には60T、40T、30T、24Tという4グレードのカーボンを適材適所に配置。成型には、3Dプリントによる特別な樹脂製インナーモールドを用いた「Inner Mold Tooling」法を用いる。BBシェルにはBB86規格を採用することでシェル幅を目一杯拡幅し、ペダリング剛性を強化。下側1-1/4インチのテーパードヘッドチューブや、制動力に優れるダイレクトマウントブレーキは、デローザの長所である高速ダウンヒルやカーブでの安定感に貢献している。

 

販売はフレームセットにて行われ、サイズは46、48、50、52、54、56の6種類をラインアップ。最小サイズ46はトップチューブ長は503mmと、女性サイクリストを含む小柄なライダーでも乗車可能だ。

 

カラーはBlue Gold Glossy。初代2016から日本限定で製造されたカラーリング。

 

専用エアロシートポストが塗装なしであうように設計されてしまったようで、初期はきついが、使っているうちになじんできた。クランプ部分が滑りやすいという弱点があり、扇形のシートポストが下がることによって応力がかかり、フレームを割るケースが多いようでカーボンペーストをたっぷりと塗布することが好ましい。GIANTのPROPELなどもそうだったが、当時は現代のロードバイクと違いケーブルはヘッド周りで露出するものが主流でありTREKのMADONEやS-WORKSのVengeなどごく一部がフル内装。おまけにまだリムブレーキの時代、それらは専用ブレーキパーツなどでかなり異色の存在だった。この時代のエアロロードはケーブルルーティングに癖があり、メカニカルシフトを選択するとトップチューブステム周りのルーティングが一昔前のクロモリバイクのようになる。エレクトリックシフトを前提としている。このあたりがイタリアンブランド、ぎりぎりカーボンフレームを試行錯誤していた時代のものなので信仰心が試される。面倒を見てあげることで“不便を楽しむ”のが古き良き自転車だ。まぁ自転車に乗るということ自体が不便を楽しむことだと思っている。

 

MUC-OFF“MIRACLE SHINE POLISH 500ml”

CDJ CRACK SAVEをBB周りに2枚とMUC-OFF“MIRACLE SHINE POLISH 500ml”を施工。この状態でフレーム重量は1155g、Fフォーク重量は419gである(エアロシートポストを含まない)。

 

グループセット

グループセットはDE  ROSAと同じイタリアのCampagnolo“SUPER RECORD EPS V4”をアッセンブル。フロント2速×リア12速の電子シフトシステム。基本的にメイドインイタリアで美しいドライブドレイン。

 

クランクセット

SUPER RECORD C-TI 125 170-50×34

 

 

 

 

歯数は50-34Tで脚に優しい仕様。近くで見るとデッカデカに光沢があり、カーボン柄が芸術的。右クランク・チェーンリングは429.5g、左クランクは192g

 

エルゴパワー

SUPER REC EPS 12S ERGOPOWER SHIFITING

この時代のEPSまでは親指シフト。握りやすいエルゴパワーは先端が内向きに曲線を描く。SHIMANOのSTIをハの字にセッティングするのがまた流行ってきたが、そんな高校生みたいなことをする必要はない。完全に偏見というかネタだが、中学生ごろからSTIが内向きになっていき、高校生になるころには90°で内側を向いているんじゃないか。

 

右レバーが143.5g、左レバーが141.5gである。軽すぎておもちゃみたいである。

 

操作感はベーシックなパーツはガチャガチャと“自転車”という感じ、105などミドルレンジのパーツはカチカチと“機材”という感じ、ハイエンドパーツは動作と重量が軽すぎて“おもちゃ”みたいである。

 

 

 

 

やはり質感が素晴らしい。

 

ディレイラー

Fメカ

SUPER REC EPS 12S 直付 FD

126.5g。プレートの一部もカーボン。惜しげなくカーボン。必殺“なんでもカーボン”。

 

 

 

 

 

Rメカ

SUPER RECORD EPS 12S RD

236.5g。美しいがSHIMANOと違いシャドータイプではないので落車に注意。

 

 

 

 

 

ダイレクトマウントブレーキ

DIRECT MOUNT FRONT×DIRECT MOUNT R SEAT STAY

ブレーキはダイレクトマウント。カンパニョーロのDMは2グレード展開で上位モデルを選択。F 166.5g、R 165.5g。

 

 

 

スプロケット

SUPER RECORD SPROCKET 12S 11-32T

11-32Tと脚に優しい仕様。画像の状態で298g。同グレードメカニカルシフトはMAX34T対応であるが、EPSはMAX32T。正直スプロケはCHORUSにしてコストカットすることも検討していたが、やはりシフトクォリティを保つためSUPER RECORDグレードをチョイス。

 

 

 

チェーン

SUPER RECORD CHAIN 12S

SHIMANO11速コンポーネントではKMC DLCを好んで使っていたが、12速ということもあり試験的に純正をチョイス。この世代はミッシングリンク仕様のラインナップがないのでチェーンピンタイプ。扱いづらいので、次回はミッシングリンクに対応した後継種かKMCを使いたい。

 

その他・アクセサリ

EPS V4 12S POWER UNIT

シートポストに設置するバッテリーやくそでか充電器など、地味にかかるのがアクセサリ。ジャンクションなど基本的にケーブルの着脱はできないので断線したらおしまい。SHIMANO信者はここぞとばかりにカンパをたたくポイント。

 

純正チェーンキャッチャーはFメカをなぞるような形状でさすがは純正といったところ。ロゴが“CAMPY”なのもかっくいい。

 

左右カーボンクランクの先端には、ZEFALのCRANK ARMOR XL クランクプロテクター REDを設置して保護。

 

ブレーキワイヤーはNISSENのプレミアムケーブル。1セット8千円くらいの高級ケーブル。質感が好みで使っている。ケーブルをカスタムできるのはリムブレーキの数少ないアドバンテージ。利き手の都合により、左レバーが前ブレーキを引いている。

SP31プレミアムブレーキケーブルセット シマノ ブラック

SP31プレミアムブレーキケーブルセット シマノ ブラック

  • ニッセンケーブルカブシキガイシャ(Nissen Cable Co.,Ltd)
Amazon

 

MUC-OFF“MIRACLE SHINE POLISH”施工

使用が可能な部分にはMUC-OFF“MIRACLE SHINE POLISH”を施工。

 

ボトムブラケット

WISHBONE“B838625C BLK 46MM/86.5MM”

回転部分の抵抗を減らすのは基本。滑らかに動くセラミックベアリングでコスパのいいWISHBONEをアッセンブル。圧入式BBはフレームに負担をかけ作業ミスのリスクも上がるため、ねじ切り式として使えるこちらをチョイス。79g。

 

 

 

サドル

selle san marco“Shortfit superleggera Wide”

今回はサドルを本気で選んだ。乗り心地と重量のバランスを攻めたカーボンレールモデル。はじめてのロードバイクについていたサンマルコは思い入れのあるブランド。130gでカタログ値125g±5gのちょうどギリギリを攻めるところに痺れる憧れる。今回はエアロロード黎明期 重量感のフレームに80mmハイトホイールでいかに軽量化できるかも1つのテーマだったのでこちらを選択。カーボンレールのクランプはトルクレンチ必須。

 

 

 

ペダル一体型左右パワーメーター

Wahoo“SPEEDPLAY POWRLINK ZERO デュアルサイドパワーペダル”

わたしはWahoo SPEEDPLAYを使っているので同ブランドの左右パワーメーターを選択。最近身体のデータを採ることにハマっており左右差を見たりできるのが面白い。

 

さらに言えば、例えば同じ20km巡行でも下りと平坦と上りでは必要な出力は違う。パワーメーターを使えばパワー基準でペース配分を一定にできる。

 

重量は左右それぞれ137gと同じ。たまたまかもしれないが好感が持てる。

 

 

ホイール・タイヤ

Campagnolo“PININFARINA BORA”

ホイールはCampagnoloのBORA ULTRA 80のSK専用デザインモデル。このフレームには必須のアクセサリ。高強度で少ない潤滑剤で圧倒的に低抵抗で回転するカンパのハイエンドベアリング“CULT”ベアリングはメチャクチャまわります。スペックはリムハイト80mm、重量はF 732g、R858g、計1580gとなっている。フレームとあわせて下り坂は無双である。

 

チューブラータイヤはVITTORIA“CORSA”。アメサイドのクラシックなデザインのタイヤでフレームとの相性がばっちり。スペック重量は275g。Continentalのタイヤが界隈では人気だがみんな使っているので、やっぱりCORSAだよね。他のブランドだとMichelinが気になる。取りまわしを考えるとクリンチャーがいいのだが、信仰心が試されるということで。リムテープで施工してある。

 

仏式バルブキャップはKCNC“VALVE CAPS FRENCH”。セットで千円を超えてくる…。バルブキャップはつける派です。

 

ヘッドユニット

 

ハンドル・ステム

ハンドル・ステムは3T“AERONOVA LTD STEALTH”דINTEGRA LTD”。ハンドル幅400mm、クランプ径31.8mm、ドロップ127mmで、リーチは104mmと長すぎ。素材はHMカーボン。カーボンエアロステムは110mm。

 

バーテープ

バーテープはLIZARD SKINSのDSP 4.6 V2を愛用している。トカゲの皮を連想させる、他にはまずない手に馴染む高いグリップ力とクッション性が魅力のバーテープブランド。4.6mmの極厚タイプを使っている。エンドキャップがボルト式で外れにくくなった。バーテとしては高額だよなぁ。

 

サイクルコンピュータ

サイコンはGARMIN“EDGE 1030”。GPSのルートナビ、ルートログ記録など一通りのことはできる。3.5インチフルカラー。3T純正アクセサリでステム先端に取り付けられる。

 

その他

TRUSCO スパイラルチュ-ブ10m結束径φ1.5~10.0黒

エレクトリックワイヤの交換ができないEPSは断線したら一巻の終わりなので、トラスコのスパイラルチューブで保護。

 

コラムスペーサはカーボンのもの。EPSユニットはレックマウントのコラムスペーサで固定。

 

フレームやパーツには、3M スコッチの表面保護用テープ 331番を使って養生。アンチグレア塗装の部分には使えないが、グロス塗装の部分に使える、のり残りのしない保護テープ。専用品よりもコスパがよく大量に使える。キズついたら即貼り替えできる。

 

knogのフロントライト“BLINDER PRO BLK 900”、リアライトは“MID COBBER REAR”、セキュリティタグは“SCOUT”をシートチューブに設置。

 

Fライトは重量と照度のバランス、リアライトは照度とサイレンのような独特な点滅パターン、タグはiPhoneとの相性で選んでいる。

 

Fライトはレックマウントで設置。

 

チェーンオイルはボトルで大量に頂いたMuc-OffのC3セラミックチェーンルブ ドライを塗布。

 

総合スペック

パワーメーター一体型ペダル・ボトルケージ・サイコン・パンクルコンピュータ・前後ライト等保守装備含めない状態で車重 7.475kg。80mmハイトのエアロロードで7キロ前半に収めた。サドルの軽量化も大きく貢献しているだろう。EPSのアプリケーションはすべてイタリア語ですごくわかりにくい。信仰心が(ry

 

 

 

 

 

 

 

やっとSKの本気が見れそうなので、もっと走らせていきたい。

◯人的爆熱ロウリュと一等客室“ライオンサウナ新橋@レンブラントキャビン&スパ新橋”宿泊サ活レポ

ライオンサウナ新橋@レンブラントキャビン&スパ新橋

2023年10月16日月曜日、新橋へ。

 

アクセス

ライオンサウナ新橋@レンブラントキャビン&スパ新橋”に宿泊した。JR新橋駅、烏森口から直進、徒歩約3分。

 

施設までの道のりでは、新橋サウナの雄“オアシスサウナ アスティル”を通過。

 

概要

カプセルホテル“レンブラントキャビン&スパ新橋”のサウナ・大浴場フロア“ライオンサウナ新橋”。男性専用の施設である。

rembrandt-cabin.com

maps.app.goo.gl

 

2023年3月にオープンしたこの施設は、サ室、水風呂、内湯をそれぞれ2つずつ備える本格サウナだ。

 

コンセプト

“磨く、繋ぐ、整う”がコンセプトで正に“漢を磨く修行場”のような雰囲気。

 

館内

黒壁のスタイリッシュな館内は清潔感があり洗練された雰囲気を感じる。入口すぐに下駄箱があり、その鍵で改札をくぐりエレベータで4Fフロントへ移動、チェックインをする。

 

階層

階層は以下の通り

9F
|
6F

宿泊者専用エリア / キャビン / 洗面所 / トイレ
5F
カウンター席 / テーブル席 / ソファ席 / 個室ブース / 立ち飲みスペース / コインランドリー / 自販機 / 喫煙所
4F
フロント / 自動精算機 / ロッカー / 洗面所 / タオル
3F
あつ湯 / 白湯 / レインシャワー / カラン / かけ湯
※EVは停まりません。4Fより階段でご移動ください。
2F
獅サウナ / 瞑サウナ / 強冷水水風呂 / 弱冷水水風呂
※EVは停まりません。4Fより階段でご移動ください。
1F
下足ロッカー / 入退場ゲート

 

 

宿泊基本料金

15時以降チェックイン、翌10時までにチェックアウトである。料金はは¥5,200だった。なお日帰り入浴も可能、それなりにいた。訪問時現在、料金は以下の通り。

チェックイン:15:00 / チェックアウト:10:00

宿泊料金(税込)
プラン 通常料金
平日 5,000円~
金曜日 6,000円~
休前日 6,500円~
日曜日 5,000円~

 

日帰り温浴 基本料金

営業時間:12:00~翌10:00
(最終入館受付 9:00)

プラン 料金(税込)
朝風呂コース(5~9時) 60分 1,180円
フリーコース 2,980円
3時間コース 2,380円
90分コース 1,780円
深夜割増料金 +1,980円(0:00~5:00の間滞在)
土日祝割増料金 +320円(土、日、休日、特定日)


 設備

ロッカーキー

フロントで受け取るリストバンドの数字部分でロッカーにタッチすると一定時間開錠される仕組みである。はじめてだと戸惑う。


タオルの設置場所

フロントの後方に精算機と横にフェイスタオルが設置されている。3枚を上限に、使う分をとって同階のロッカールーム兼脱衣所へ。タオルはロッカールームに設置してほしかったと思った。ロッカールームへ入る前に予めタオルをとっておこう。

 

ロッカールーム

ロッカールームは脱衣所とパウダールームも兼ねている。施設全体的にそこそこの音量でヒーリングBGMが流れている。ロッカーは中程度の大きさで館内着が備え付けられている。


 

アメニティ

パウダールームにはヘアブラシと歯ブラシ、保湿剤等を設置。この歯ブラシはなんというかおしゃれでちょっと特別感があった。悪く言えばヘッドが大きく毛の密度が低い。

 

オリジナルグッズ

自販機にドリンクとアメニティ、ロゴ入りMOKUタオルとシャツのグッズがある。今回はMOKUを購入。¥1,320也。

 

3F 大浴場

3Fの大浴場へは階段を下って移動。棚状に区分けされたスペースが浴室の前に設置。荷物を預ける。大浴場は手前左右にカランが設置、奥に約44℃の“あつ湯”と更に奥に備長炭風呂の約40℃“白湯”。その奥にととのいイスを2つ配置したベランダがある。カランはシャンプーボディーソープに、イェービングクリームも設置している。アメニティは洗体用タオルと例の歯ブラシ。白湯は備長炭が効いていて、奥にベランダがあるのだが、白湯の縁が広く横になれるのでしすたのお気に入りのスペース。ベランダも空いていていい。

 

2F サウナ

更に2Fに階段で下るとサウナエリアである。2つのサウナと2つの水風呂を備える。手前にサ室と給水器が設置、奥に水風呂と休憩スペースだ。ペットボトル用のクーラーボックスと、氷入のクーラーボックスを備える。

 

己の牙を磨け。「獅サウナ」(タワーサウナ)

“獅サウナ”は一言で言えば◯人級ロウリュ。強さや太陽を象徴する“百獣の王”ライオン。温度・湿度・コンディションがライオン級の約110℃高温ストロングタワーサウナ。左上にミュートでテレビが流れている。

 

やばいのは定期的に行われる“獅ロウリュ”。最上段にいたのだが、ライオンキングのテーマが流れ、灼熱のロウリュ。過去一番熱かった。腕や方がやけどするかと思った。今回ゲリラアウフグースに参加できた。やっぱりいいね、アウフグース。これは運が良かった。予約とかは特にしていない。

 

己と向き合い、心を磨け。「瞑サウナ」(メディテーションサウナ)

“瞑サウナ”は約 95℃のボナヒーターとセルフロウリュができるヒーターの2発を設置する。

 

BGM

照度がかなり低く、暗闇の中で聴くオリジナルヒーリングBGMで心身の緊張を解放する。レンブラントホテルは公式でヒーリングミュージックを配信してくれている。

linkco.re

 

2つの水風呂

水風呂も備長炭風呂で、約17℃とシングルの2つの水風呂を備える。シングルにはシャワーがあり頭からかぶることが可能。

 

休憩スペース

休憩スペースは半露天で扇風機を設置、ととのいイスとベンチを設置。好きな姿勢でととのえる。

 

5F コワーキングラウンジ

フロントとロッカーがあるFから階段で5Fに上がるとコワーキングラウンジがある。

 

設備

多少の漫画とサウナ系の雑誌がありレストランがないのでカップ麺やビールなどが自販機で設置されている。電子レンジ、氷とコップもある。

 

窓からは新橋駅前の風景が望める。


近隣の中華料理を出前できるようだが、出前なのでデフォルトで高い。
 
お手洗いとランドリーも設置。

 

6-9F キャビン

6Fから9Fがキャビンになっていてエスカレータで上がる。

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感動したのはこのカプセルで、高級感、サイズ感、マットレスの質感、カーテンの遮蔽感が過去一でよかった。

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上野の“スマートステイシズク”のカプセルがとても清潔感があって好きなのだが、それを超す好感触。シズクのようにロッカーがカプセル内にあればなおよかった。

 

設備

お手洗いも同一階に設置。シャワートイレあり、綺麗だ。

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客室基本情報

カプセルルーム設備 テレビ、調光照明、ACコンセント、USB、
フランスベッドマットレス
館内設備・アメニティ 食品自販機、アルコール自販機、電子レンジ、ポット、製氷機、
歯ブラシ、カミソリ、ナイロンタオル、ドライヤー、整髪料
連泊清掃 連泊のお客様も10時に一度退出していただきます。
禁煙・喫煙 全館禁煙
インターネット Free Wifi完備

 

 

モーニング

宿泊者のみ翌朝07時からパン3 つとコーヒーをいただける。

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なくなり次第終了なので一度07時に起床しモーニングしてから再び就寝

 

総括

よかった点

  • JR山手線の駅から徒歩圏内と立地がいい。

  • 黒を基調とし洗練された内装。

  • そもそも施設として新しい。

  • 清潔感がある(清掃が比較的行き届いている)。

  • 1Fから5Fまでの動線が合理的。

  • リストバンドが電子式でスマート。

  • ロッカーから浴室まで、施設内ほぼすべてでヒーリングミュージックがかかっている。

  • アメニティの歯ブラシがおしゃれ。

  • オリジナルグッズの販売がある。

  • 浴場にシェービング用のアメニティと洗体タオルもある。

  • 備長炭風呂の水質が良好。

  • サウナは爆熱とセルフロウリュを気分で選べる。

  • 水風呂の温度を選べる。

  • ゲリラアウフグースを実施している。

  • ベンチorイスで、ととのい姿勢の自由度が高い。

  • コワーキングラウンジがコンパクトによくまとまっている。

  • 極上のキャビン。

  • モーニングのサービスがある。

  • 全館禁煙。

 

気になる点

  • コストパフォーマンスを考えれば他にも選択肢はある。
  • ロッカーが大きくはない。
  • タオルがロッカーにない(フロントに取りに行く必要がある)。
  • お風呂が温度差だけと実質のバラエティが少ない(炭酸泉や薬湯などはない)。
  • 水風呂の温度が高いほうでも低め(18℃などはない)。
  • キャビンにロッカーがない。
  • モーニングは数量限定。

 

感想

なかなかの温度でアウフグースもあり本格的なサウナとセルフロウリュもできる。水風呂のバリエーションもあってモーニングのサービスや最高なカプセル。少々高価であるがちょっとした特別感を味わいたいときによさそうだ。

週2回以上のサウナがメンタルによい理由

 こんにちは。皆さんはサウナに行ったことはあるだろうか? しすたは週に2回以上のサウナをオススメしていて、実際に自分でも行っている。

 

“サウナ”とは

 そもそも“サウナ”とは何か。最近ブームになっているとはいえ、なんとなく知っているけど詳しく知らない方も少なくないかも…。まずは、この“サウナとは何なのか”についてお話しする。

 “サウナ”とは、“サ室”→“水風呂”→“外気浴”、このルーティンのことである。この3つをこの順番で連続して行う、これが“サウナ1セット”。

 数セットほど行う方が多いようだが、ご自身のペースに合わせて行うとよいだろう。セット間に入浴などを挟むことは可能だが、“サウナ”の3ステップは連続で行う必要がある。

 

サウナの前に

 サウナの前に、いくつかやることがある。

1.身体を清める


 まず、カランで身体を清める。サウナ前のマナーである。

2.湯通し

 身体を清めたあと、軽く湯船に入り、身体を慣らす。発汗も良くなる。

 

水分補給

 サウナは非常に汗をかくので必ずセット間に水分補給を行う

 

サウナの手順

 では、実際にサウナの手順を見てみよう。

1.サ室

 “サ室”とはつまり“サウナ室”の略である。“木の宝石”とよばれる“ケロ材”を筆頭に、木材やレンガなど様々な素材できた多少の保温性を持つ部屋で、サウナストーブと呼ばれるヒーターを配置し室温を40〜120℃前後に保った設備である。座席が階段式になっているサ室が多く、上段ほど高温になる。体調や気分にあわせて座る場所を選択する。設備によっては“サウナマット”というマットをサ室前などに配置している場合があるので、座席に引くようにする。マイサウナマットが市販されているので、持参することも可能。

 身体の水分をよく拭き取ってから、ここに10分前後留まることで体温を上げ、心拍数をおおよそ平常時×2まで上昇させる。汗は都度タオルで拭き取る。瞑想を意識し己の呼吸に目を向ける。これにより、身体が“危機的状況に身を置いている”と判断する。

 可能であれば、高い位置にある頭部が身体より先に温まらないよう、“サウナハット”という帽子があるとベストである。

熱気で呼吸が苦しければ“サウナマスク”というマスクを装備しよう。

2.水風呂

 左室を出たあとは水風呂に向かう。これは言葉通り、“浴槽の中が低温の水である”状態、チラーという冷却器で4〜18℃前後の水温をに設定されている。

 汗を流すかつ身体の負荷を減らすため、かけ湯をし、息を吐きながら浸かる。サ室を出たあと汗を流さないまま水風呂に入る行為は“掛けず小僧”とよばれ非常に迷惑行為となる。また、頭まで水風呂に潜る行為は基本禁止だが、施設によっては可としている場合もあるので確認しよう。首と頭部をよく冷やすことでより体全体が冷える。しすたの場合は、心拍数100以下を目安に水風呂を出る。2分以上は入らないようにしよう。これにより、サ室と真逆の環境で、身体が“危機的状況に身を置いている”と判断する。

 また、“水通し”といいサウナの前や、気温の高い日に浴室を出る前に発汗防止に水風呂をくぐるというものがある。

3.外気浴で“ととのう”

 水風呂を出たら、すぐ外気浴に向かう。“ととのいイス”と呼ばれる椅子や、施設によってはデッキチェアなどを配置している。冬季や雨天時は室内の椅子で休憩するなど工夫する。アイマスクやタオルで目元を覆うと集中できる。

 これにより“サ室と水風呂で生命の危機に晒されていたのが、そこを脱し安全な環境になった”と身体が判断し、“究極のリラックス状態”になる。これを属に“ととのう”なんていうが、実際は“眠りに落ちる直前の浮遊感”、“クラクラする感覚”、“パズルの最後のピースがカチッとハマる感じ”など、どちらかというと“キマる”ような強烈な快感を感じられる。

“ととのいのゴールデンタイム”は水風呂を出たあと僅か。なのですぐ身体の水分を拭き取り外気浴をする。

 

心拍数をしっかり管理しよう


 サ室で心拍数をしっかりと上げて、水風呂でしっかり下げる。これができていないと外気浴でととのえない。サ室や水風呂の温度は施設や日によって異なるし、その日の自分のコンディションもあるので、できれば心拍計などを装備するといい。ただ、“サウナ専用”のデバイスは販売されていないので、サ室での使用による故障はメーカーサポート対象外となる。なので“最悪故障してもいいや”くらいの安価なものを使うのがオススメだ。間違ってもドヤ顔のApple Watchのチタニウムモデルとかを持ち込まないようにしよう。

 

サウナのマナー

みんなが気持ちよく利用できるよう配慮しよう。

ドラクエ集団

 サウナ施設はリラックスする場所だ。多くの人が癒やしを求めて訪れる。単独行動を心がけ、特にサ室などの密閉空間や外気浴スペースでのおしゃべりはやめよう。時間を共有したいのであれば居酒屋に行こう。野太い声で内容のない会話を聞かされる身にもなってみよう。

掛けず小僧

 水風呂や浴槽に汗を流さずに入るのはやめよう。おじさんの出汁は勘弁。

 

週2回以上のサウナがメンタルによい理由

 さて、本題。何故週2回以上のサウナがメンタルにいいのか…。結論それは強制マインドフルネスができるからである。しすたは以前、精神を患い、以降健康ヲタクに拍車がかかったのだが、それ以前もよく銭湯に行っていた。途中からサウナにも行っていた。しかし、週に1度のサウナでは足りなかった…。

 メンタルがおちる原因の一つは、常に脳内で思考を働かせていること。サウナでは高温と低温で身体が危機を感じ、強制的にマインドフルネス状態に持っていけ、しかもキマることができる。これにより強制的にマイナス思考をストップし、ととのうことでリラックスと快感によるプラス思考が増える。

 いま、少しずつ動けるようになったとはいえ不安定な毎日。4日に1度以上の頻度でサウナを行い“思考を強制停止する時間”を設けることで思考がリセットされる。

 しすたは週に2〜3日程OFFが取れる事が多いので、できる限りサウナに行くようにしている。ゆっくりサウナで心身をリペアする日もあるし、少しだけ入ってメンテする日もある。

 皆さんもメンタルが落ちたときは是非、週2回以上のサウナを取り入れてほしい。

ガチサウナーが集う話題の『サウナ注力』竜泉寺 “スパメッツァおおたか 竜泉寺の湯”

スパメッツァおおたか 竜泉寺の湯

 結論medi saunaだけは1セット、いや、3セットくらいやっとけ。

 

 2023年4月28日金曜日、サ活まとめ。今回は千葉県流山市にあるスパメッツァおおたか 竜泉寺の湯。いわゆる大規模スーパー銭湯だ。2022年4月27日にできたばかり、比較的新しい店舗となる。竜泉寺の湯はスパ銭の元祖ともいわれていて名古屋発祥。温浴施設に初めて高濃度炭酸泉を持ち込んだといわれる。竜泉寺の湯は他に3店舗程行ったが、どうやらここは竜泉寺の中でも規模が大きそうだ。

maps.app.goo.gl

 

 

 場所はつくばエクスプレス・東武野田線『流山おおたかの森駅』西口から線路沿いに歩いて約2分。秋葉原から25分、新宿から51分くらいと、都内からもアクセスできる。430台収容の駐車場 (施設利用中は無料) もあるので車でもアクセス可。

平日早朝が狙い目

 ここに限らず、大規模温浴施設は平日でも激混みで、ドラクエ集団が多い傾向にある。公共温浴施設の欠点であるのだがプライベートサウナより安価なので、実質その差額で雑音を聞いているのだ。

料金 / 営業時間案内 | スパメッツァおおたか 竜泉寺の湯

 平日の早朝料金で入れる施設は比較的マシで料金も安価な為特に初回はそこを狙う。サウナ、カラン、ととのい椅子の順番待ちは切ない。訪問時は平日早朝料金¥1,750-である。お風呂だけなら¥950-。クレカ、交通系IC決済、QR決済でも支払えるのは嬉しい。グッズ購入が捗る。

 

 訪問時、1周年記念祭で平日無料ご入浴券を貰えた。実質50%OFF、初訪問でこれは嬉しい。タイミングがよかった。また来ないといけないけど。はたしてまた来たくなるのか。

 下駄箱のリストバンドで一限管理し退館時に精算、最近流行りのシステム。

岩盤浴着をはじめBEAMSとのコラボが多数。コレ着てみたかった。肌触りがすごくよかった。基本いつも岩盤浴は使わないが、初回は周ってみる。入場料じゃ。

 

 岩盤浴は最初に早朝料金で申し込み。機械にリストバンドをかざして館内着を受け取る。

浴室

 間接照明が多様されている店内は高級感のある感じ。ただ人が多い。露天スペースは屋根があるのだが高めで日差しを通すつくりになっていてとても開放感がある。

 

 なんとサウナハットハンガーがそこそこの数設置されている。こんなに大量のサウナハットを一度に見たのははじめてだ。それだけでサウナーが集まってるんだなと圧巻。

 

 脱衣所は迷路のように入り組んだ配置、通路は狭くはない。レンタルタオルが自販機で買える。お風呂のお手洗いは脱衣所ではなく内風呂エリアにある。給水機が脱衣所と露天スペースの奥に。

 ジェットバスはボタンを押すタイプ。最初分からなかった。

電気風呂は『ふつう』と『つよい』があるのだが、両方ともかなり強め。つよいは身体が攣るレベル。

 

 竜泉寺は、美泡の壺炭酸泉や露天炭酸泉など、炭酸泉にバリエーションがあるのが他の施設との違いだが、ここは他の竜泉寺にも少ない源泉不感炭酸泉があるので入っておきたい。竜泉寺の定番、不感炭酸泉は人肌くらいの水温、つまり温かくも冷たくもない湯加減。体に負担が少なく、長く浸かれるので浮遊感や解放感を存分に感じる事ができ、副交感神経が刺激されゆったりした気分になれるという触れ込みだ。炭酸は低温に溶け込みやすく相性がいい。スパメッツァおおたか 竜泉寺の湯では、この不感炭酸泉が炭酸泉になっている。且つ天然温泉である。しかし、いざ入ってみると思ったよりも水温が高く、中途半端に感じられた。

 露天にも炭酸泉があるのは竜泉寺の大きな特徴。

 

 竜泉寺は基本どこも有色温泉があまりない印象だが、有色の天然温泉が露天に1つと内風呂に熱湯としてある。この熱湯は水風呂と併せて楽しめるので後述する。褐色。クワガタムシとカブトムシの飼育をしているのだがその幼虫に与える国土系マットの発酵しているにおいといえば、どれくらいの人がわかるだろうか。土の若干ツンとしたにおいだ。

 

 今回感じたのはガチサウナー、つまりルールを徹底して正しく効果的にサウナを楽しめる人たちが多く集まっているということ。ドラクエ集団は割合としては少なめ。黙浴、サ黙が守れている人が多い為、人口密度の割に静かだ。ドラクエ集団は露天風呂2つと内風呂の一番大きな炭酸泉に集中している。

ドラゴンサウナ

 サウナは3つ。ドラゴンサウナはサ室内に鎮座した5台のサウナストーンに交互に10分毎にオートロウリュ。更に毎時00分には、5台一斉に開始される圧巻のメッツァ名物「ドラゴンロウリュ」。ここは押さえておきたい。普段は間接照明で暗めのサ室内だが、オートロウリュ直前にはサウナストーンがライトアップされる。照明が光ると、『そろそろくるぞ』と身構える。通常ヒーリングミュージックが流れているが、ドラゴンロウリュ前は謎のドラゴンなギターロックが。これが緊張間を煽る。因みにそんなに音量は大きくない。オートロウリュはサウナストーンの真上からスプリンクラーのように強めの水流でまさにジャーっというかんじ。

 

 ドラゴンロウリュの15分くらい前からゾロゾロとサウナー達がサ室に吸い込まれて行き、10分前くらいにはもう満員状態。ドラゴンロウリュが始まるまで耐えることになるが、それくらい余裕を持ってサ室に入ることをおすすめする。直前にアナウンスもあったが、その頃にはあれだけ広いサ室前に10人ほど行列が。ドラゴンロウリュは数回繰り返されるため徐々に温度と湿度が上がっていき途中で出るサウナーも多いので、途中から入ることもできるだろう。いうて10分おきのロウリュなのでドラゴンロウリュがなくてもしっかりサ室内の湿度が保たれ、室温以上に汗が出る。

medi sauna

 もう1つはmedi sauna。コレがいっちゃんよかった。セルフロウリュができるメディテーションサウナ。収容人数は8人程とこじんまりしていて、砂時計が終わったら3回セルフロウリュして時計をセット。サウナーたちの、サウナーA『ロウリュ失礼します』→その他『『『『『『『お願いします』』』』』』』→サウナストーン『シャァァァァ』→A『(礼)』→その他『『『『『『『ありがとうございます』』』』』』』。この一体感も満足度をぶち上げる。知らない君とも同じサ室に入ればサウナ仲間だ。是非押さえておきたい。サ室内はアロマの香りとヒーリングミュージックで癒しの空間。室温以上に汗も出る出る。ドラゴンサウナがスパメッツァおおたか 竜泉寺の湯のシンボルだとしたらこちらは隠れた名所。ツウほどこのサウナの虜になるだろう。やはり収容人数が少ないので、2、3人は並ぶが、そんなに待ちはしないことも多いし座ってある程度タイミングを見極めて並ぼう。

潤いソルトサウナ

 もう1つはおまけ程度の塩サウナ。室温低めで顔にのみ泥パックが可能。これは男湯には少ないのでそこは嬉しい。塩を身体に塗るとなんだか痛かった。普段そんなことはないのでここのものは強いのかコンディションが悪かったのか。ここは最悪入らなくても変わらない。朝風呂の時間帯は並んでいることはなかった。

水風呂

 水風呂も3種類もありグルシンの水風呂ならベテランでもバキバキにととのえる。今回は8.6℃だった。潜水可の男湯157cmの流行の深い水風呂も露天、medi sauna真横にある。しかも天然の湧き水を使っているとのこと。水風呂は水質が大切だ。確かにこれがまろやかで、シングルでも柔らかい感覚。というかお風呂全体、特に露天炭酸泉がとてもなめらかな水質に感じた。内風呂の2つの水風呂で冷冷交代浴を楽しめる。サウナと併せて3種類の温度差をつくれる。更に内風呂のグルシンの真横には43℃を超える温泉が。これにより43-8℃を行き来できるのだ。これぞまさに温冷交代浴の究極形態。2、3度行き来しつつ2桁の水風呂も混ぜてやるとバリエーションが増える。

 

 内風呂にも露天にも汗を流す為の水シャワーがついている。

ととのい環境

ととのい環境は一番重視したい。サウナと水風呂がよくてもととのいスペースが充実していないと台無しである。こちらはベット18台、椅子15脚 (男湯) と日本最大規模である。使ってるものは他の竜泉寺と同じ。

 驚いたのは、ととのい椅子を流せる専用シャワーカラン。竜泉寺の中でも珍しい。しかも2つのベッドの間にそれぞれあるのだ。ここでは使用後はシャワーで流すのがマナー。水風呂のシャワーといい痒いところまで手が届く。しかしこれは水流が激弱で最低限、全部流すのが若干手間。しかも冷たいので冬は寒いかも。

 

 中央の露天炭酸泉を囲むようになかなかの数の椅子が設置されていて、こちらはオケで水を流す。

 

 ただ、椅子はもう少し置けると思った。これだけあっても利用者が多い為やはり埋まってしまう。あとはタイミングだけである。10:00前でこの状況なので、土日祝日、夜は厳しいだろう。

 

 内風呂の水風呂のとなりにも数席椅子がある。初心者は冬はこちらでもいいかも。

岩盤浴・休憩エリア

 竜泉寺の定番、というか大型温浴施設の定番になりつつある岩盤浴・休憩エリアのメッツァネリオ 。リストバンドで改札を通る。入浴と別料金で、6種の岩盤浴とリクライニングチェアや、15,000冊の書籍・雑誌・漫画を備えたコアワーキングスペースなどの休憩スペースを兼ねる。無線LANあり。

 貴重品ロッカーがありスマホなど休日エリアに持ち込んでも岩盤浴の際は預けられる、これは竜泉寺の定番、他の岩盤浴施設も増えてきた。

 スペースの割にリクライニングチェアが少ないと感じた。隣のおっさんがめちゃくちゃでかいいびきをかいていた。朝風呂の後10:00頃既に埋まっていた。

コアワーキングスペースは最後まで空いていたが10:30を超えた頃にはそこそこ埋まった。コンセントが沢山あるのでPC作業も捗りそうだ。でかい声でオンラインミーティングやってるリーマンがいた。コアワーキングスペースというかオフィスやな。

 2段ベッドはいち早く埋まるようだ。

 ティースタンドがありフルーツジュースやアイスが食べられる。冷やしフォーなど全体的にIKEAのレストランにありそうなビジュアルの料理多数。リストバンド精算。呼び出しはフードコート式で振動のみの呼び出し機を渡される。自販機もある。ペットボトル飲料が必要なら脱衣所ロッカーから財布は持ち出そう。

 

 時間があってゆったりティースタンドを使いたいなら岩盤浴をしなくてもここを使うといい。なぜBGMにビフォーアフターの音楽が………。

館内

 物販も充実。サウナーなら記念にちょっとしたものが欲しいね。

 レストランは他の竜泉寺と変わらず。

 

 精算機にリストバンドをかざして精算。館内着といいレンタルタオルといいティースタンド以外はほぼ非対面。合理的でコスパがいい。

スパメッツァおおたか 竜泉寺の湯

 すごくよかった。これだけサウナのバリエーションがあって訪問時は最安¥950-。竜泉寺は正直利用者マナーが気になる店舗が多いが、ここは利用者の意識が比較的高いので、タイミングもあるだろうしもちろん中にはドラクエ集団もいるが、とても統率の取れた軍団の一員になった気分。サウナハット率も高かった。これこそサウナコミュニケーション。竜泉寺のサウナ注力店、やはり生粋のサウナー達が集結していた。1度は行って、medi saunaと様々な温度の水風呂をセットで試して欲しい。正直これ知ってしまうと他の竜泉寺行けないよ。

 

※画像は施設公式より引用

www.ryusenjinoyu.com

 

 そういえばよく竜泉寺で流れている『ここはお風呂のパラダイス〜♪』みたいの流れてなかったな。そういうブランディングなのか?

いつもお世話になっています。

 いつもお世話になっています。はじめての方ははじめまして。歌を歌っています。物心ついた頃、ボカロ全盛期の時代、秋葉原のショップでパーツを買ってきてPCを組み、アレコレいじりながらイチからDTMをはじめました。OFFの日は専らサウナと温泉へ出向き、カブトムシ、クワガタムシたちと一緒に暮らしています。思考を整理し記録しておくためにブログを開設してみた次第です。人生をより文化的に、楽しく過ごすための知恵を記録していけたらと思います。再現性重視。